デフォスキンの色替え編

色変えや模様の追加は、わりと簡単な作業で行えます。スキン作成に慣れるにはもってこいです。


B200FAFitlgt_KhakiMiniBTank.bmp
このスキンを色替えしてみましょう。


変更する画像をゲーム内から見つけます。
ちなみにこのスキンはSimPeople\GmeData\Skinsの中にあります。

注)
ゲームで出てくるスキンには.farファイルに圧縮されているものもあります。
圧縮されているスキンを使用するには、FarEdit等での抽出が必要です。



今回の使用スキン
B200FAFitlgt_KhakiMiniBTank.bmp

改造するスキンファイルをコピーして、別名にしておきましょう。
もしもの時のために、オリジナルファイルは残しておくのが基本です。







【ファイル名のつけかた】
ファイル名にはいろいろな「意味」が隠されています。

B200FAFitlgt_KhakiMiniBTank.bmp
↑をわかりやすく分解すると・・・

B200 FA Fit lgt _ KhakiMiniBTank .bmp
スキンの型ファイル 性別 体型 体色 _ 名前 ファイル形式

さらに詳しく・・・

スキンの型ファイル 性別 体型 体色
通常ボディ B 男性 ma 標準 fit 明るい肌 lgt
フォーマル F 女性 fa 痩せ形 skn 中間 med
水着 S 男の子 mc 太め fat 暗い肌 drk
寝間着 L 女の子 fc 子供 chd     
防寒具 W 子供(共用) uc        
ハイファッション H            


つまり
B200FAFitlgt_KhakiMiniBTank.bmp
↑のファイル名には・・・
通常ボディの200番女性標準明るい肌KhakiMiniBTankという名前のスキン
・・・という情報がつまっています。

必要に応じて記号を変更しましょう。
今回は体色などは変更しませんので、KhakiMiniBTank(名前)のみを変更します。
《例 : 今回の変更名》
B200FAFitlgt_KhakiMiniBTank.bmp
 ↓
B200FAFitlgt_tu001.bmp

ファイル名を変更する時は、なるべく重複しないようなファイル名にしましょう。




スキンファイルを、フォトショップで開きます。
元データは8bit256色に減色されていますので、フォトショップで使いやすい状態にします。私の場合は「インデックスカラー」から「RGBカラー」に変更します。
(この直後、.psdファイルに変更して保存してます。)




選択ツールで色を変更したい部分を選択します。
ちなみに選択範囲を保存しておくと、ファイルを閉じた後で修正したい場合に選択範囲が復帰できます。








【ホントに単純な色替えだけのとき】
選択した範囲を、色調変更ツールで好きな色調に変更します。
それだけで色違いの服になります(^^;)。



別レイヤーに変更したい色で選択範囲内を塗りつぶします。
別レイヤーじゃなくてもいいのですが、別のレイヤーにしておけば修正しやすいので(^^)。








ここで完成にしてもいいのですが、ちょっとさびしいカンジがしますね?胸のあたりとか(笑)。

特に正面から見た時は、真っ平らに見えてしまいます。









立体的に見せるため、「影つけ」をしましょう。


選択範囲はそのままに、別レイヤーを作って影をつけます。
影はオリジナルの影を参考にしてつけていくといいでしょう。
(実はこのスキンだと、オリジナルには影がついてなかったり(苦笑)。)





ちなみに私は、服のレイヤーを半透明にして、ヌードスキンを見ながら影つけをしています。体の線がでないデザインの服は、適当(^^;)につけてます。


ついでにワンポイントも入れてみましたvv



文字が反転してありますが、これでいいのです。
なぜなら体の前面は、スキンが反転してつくからです。


  
試しにこんなスキンを貼り付けてみましょう。


こうなります。
「体 前面」の文字が反転されています。

スキンの前面に文字を入れる時は注意が必要です。
イラストも左右反転すると印象が変わるものもあるので、気をつけた方がいいです。


スキンを8bit256色に戻します。(RGBカラー → インデックスカラー)

(私の場合)ファイル形式が.psdになっているので、.bmpのファイル形式に変更して保存します。

そうそう、減色する前のデータを変更する前に忘れずに保存しましょう。
一発で満足のいくスキンができることは、「まれ」です(^^;)。
(また違う色で作る時に手間がはぶけるし。)


SimPoseやSimShowなどで確認します。


正面からだけではなく、いろいろ動かしてみて変な所がないか確認します。(特に前後スキンがつながるような所とか。)

もちろんSimPose-iumなどがなければ、実際にゲームに入れて確認することも出来ます。・・・何度もシムピ起動するのは大変なので、SimPose-iumとか使用するのをおすすめしますけどね(^^;)。
(うちのマシンスペックでさえ、トイレに行ける程度の起動時間はかかる。)




納得いくまで修正してできあがり。
スキン改造,作成は自己責任ですので慎重に!



【注意】
Maxisは製品中のスキン・オブジェクト等の改造・再配布を認めています。
しかしユーザーメイドのスキンは、制作者が改造・再配布を認めていない場合があります。
・・・てか、認めてない場合の方が多いんじゃないんでしょうか?
(もちろんスキンの改造には、ベースとしての使用も含まれていると思います。)
ちなみに私のスキンも再配布,改造して再配布は認めていません。

サイト上で配布を考えている場合は、デフォルトのスキンをベースとして利用するか、完全自作のスキンにした方が無難だと思います。



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